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部活で疲れて勉強できない中学生に伝えたい両立のコツ5選!時間の使い方や親のサポートも!

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中2の息子はサッカー部に所属していて、毎日部活で疲れて帰ってきます。宿題だけ何とか終わらせているけれど「勉強できない」と悩んでいます。

このままでは成績や将来が心配。

部活で疲れて勉強できない中学生には両立は難しいのか調べてみました。

忙しい中学生も「目標設定をする」や「しないことを決める」など、コツを知れば部活と勉強を両立させることができると分かりました。

部活で毎日疲れてヘトヘトになるほど努力できるお子さんなら、コツや効率の良い時間の使い方を知れば両立できるはずです!

具体的な声掛けの例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてお子さんを信じてサポートしてあげてくださいね。

この記事を読んで分かること
  • 部活で疲れて勉強できない中学生が両立するコツ5選
  • 部活で忙しい中学生の効率的な時間の使い方
  • 部活と勉強を両立させるための親のサポート

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目次

部活で疲れて勉強できない中学生が両立するコツ5選

部活で疲れて勉強できない中学生が両立できるようになるには、コツがあります。疲れて気力がない状態のときに考えなくても済むように、あらかじめ「決めておく」ことです。

確かに、疲れてるときには何をするか考えるのも大変ですよね。

部活で疲れても、勉強と両立するために決めておくとよいものを5つご紹介します。どれかひとつでもいいのでぜひ取り入れてみてくださいね。

部活と勉強を両立させるコツ5選
  • 目標設定をする
  • しないことを決める
  • 小さな一歩目を決める
  • 睡眠時間は削らない
  • 優先順位を決める

それでは、ひとつずつ詳しく見てみましょう。

①目標設定をする

部活と勉強が両立できないと悩んでいるお子さんは、疲れて勉強できないほど、部活では目標に向かって頑張っているということですよね。

息子も県大会に行きたいという目標に向かって頑張っています!

明確な目標と頑張れる環境があれば勉強も一生懸命できる力があるんです。

何のために勉強するのか考え、できれば感情が動く目標を立ててみてください。その目標を今日達成できる目標まで細分化しましょう。成功体験を積み重ねれば自信につながります。

例えば「志望校に合格したい!」という目標に加えて、その先にどんな感情があるのか、なぜそれをしたいのか明確になっていると「やらなきゃ」ではなく「やりたい」という気持ちになります。

感情が動く目標を立てるには「どうして〇〇なの?」や「そうなったらどんな気持ち?」など質問してあげると効果的です。そのほかの質問例も参考にしてみてくださいね。

感情が動く目標を立てる質問例

  • どうしてそう思うの?
  • そうなったらどんな気持ち?
  • どんな自分になりたい?
  • それが大事なのはなぜ?

「志望校に合格したい!」に対してこんな風に質問してあげると、自分のなりたい姿や得たい感情が引き出せます。

中2男子

志望校に合格したい!

どうして志望校に合格したいと思うの?

部活が強いから。

どうして部活が強いところがいいの?

強いチームで頑張ったら、自分も上手くなれそうだから。

上手くなったら、どんな気持ちになると思う?

嬉しい。自信つくと思う。

自信がついたら、どんな自分でいたい?

もっと挑戦したいと思える自分になりたい。

それが叶ったら、どんな気持ちになりそう?

「自分ってやればできるんだ」って心から思いたい。

中2男子

やればできるって自分を信じられるようになりたい!

ママもお子さんも最初はうまく質問や答えを出せないかもしれませんが、お子さんの考えるきっかけになりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

②しないことを決める

部活をやっているとどうしても勉強にあてる時間が少なくなります。

「帰ってきたらソファには座らない」「問題を最低3問解くまでスマホは開かない」などやらないことを決め、貴重な時間を奪われないようにすることも重要です。

言われてみれば、私もパートから帰ってソファに座ると夕食の支度をするのに腰が重くなるので座らないようにしてます!

特にダラダラ見続けてしまうスマホやテレビやゲームなど、なかなかやめられないものは勉強が終わるまでは手に取らないと決めておくのがおすすめです。

スマホやテレビのリモコンを見えないところにしまっておきましょう。

③小さな一歩目を決める

勉強できないと思っていても始めてしまえば意外と続けられますが、始めるまでが長いですよね。疲れているときに「やる気」に頼っているといつまでも始められません。

「やる気」がなくてもできるくらいの小さな一歩を決めて、すぐに手に取れるように準備しておくのがおすすめです。

「英単語をひとつノートに書いて覚える」や「1ページ教科書を読む」などなるべくすぐに終わることにして、一歩目の高いハードルを跳び越えましょう。

「5分だけ机に向かう」だけでも大丈夫です。この小さな一歩を最低限やることと設定しておけば、部活で疲れてしんどいときでも「続けられた」と自分をほめることができますよ。

④睡眠時間は削らない

中学生の睡眠時間はどのくらい必要なの?

部活と勉強を両立させなくてはと思うがあまり、睡眠時間を削って勉強をしてしまうこともあるかもしれません。

睡眠時間を削ると集中力や記憶力が低下し、効率良く学習できないことが分かっています。睡眠時間は最低8時間は確保しましょう。

中学生の睡眠時間の理想は8~10時間と言われています。

学習面だけでなく、睡眠不足は精神面でも大きな影響があり、情緒不安定やストレス増加の原因にもなります。思春期でもありますので精神安定のためにも睡眠はしっかりとりましょう。

⑤優先順位を決める

部活で忙しい中学生は時間に限りがあるので、すべての勉強を完璧にやろうと思うといっぱいいっぱいになってしまいます。勉強の優先順位をつけておくのがおすすめです。

まずは緊急度の高い宿題や提出物を終わらせます。それから重要度の高い主要5教科、難易度の高い苦手教科に取り掛かりましょう。

勉強の優先順位
1.緊急度の高いもの宿題、課題、提出物
2.重要度の高いもの主要5教科
(英語、数学、国語、社会、理科)
3.難易度の高いもの苦手教科

5つのコツをどれかひとつからでも始めてみてくださいね。

本人に全くやる気が見られないという場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

部活で疲れて勉強できないなら時間の使い方を見直そう

部活で疲れていて勉強できないお子さんは、十分な時間がないと感じている場合もあります。時間の使い方を見直せば、時間はあるんだということに気付き、短時間でも効率よく学習できます。

時間がないなら、ある時間を有効に効率良く使うしかないですね。

時間の使い方を見直すポイントは次の5つです。

時間の使い方見直しポイント5選
  • 時間を見える化する
  • スキマ時間を活用する
  • 朝勉強をする
  • 授業中に理解する
  • 生活習慣とセットで勉強する

限りある時間を効率的に使って、部活と勉強を両立させましょう。

①時間を見える化する

まずは一日の行動を細かく書き出してみましょう。空いている時間と無駄に過ごしている時間を洗い出します。なるべく細かく書き出したいので、2~3日メモしながら行動してみましょう。

行動を書き出すのに時計をこまめに見るだけで、無駄な時間が見えてくるかもしれません。

スマホを見ていて、いつの間にか1時間くらい経ってしまうことありますよね。

書き出したらちょっとしたスキマ時間や、ダラダラしている時間があることが分かります。そこが勉強時間にあてられる時間です。

休憩の時間は必要な時間です。上手に休むことで効率良く勉強できますので、勉強時間の合間に休憩を挟んでくださいね。

②スキマ時間を活用する

「まとまった時間がないから勉強できない」なんて思っていませんか?

時間を見える化して出てきたスキマ時間や夕食前、入浴前の5~10分の少しの時間でも、暗記や1問解く時間として十分なんです。スキマ時間だけで1日30分くらいは時間を確保できます。

「塵も積もれば山となる」ですね。

スキマ時間を有効に活用するために、すぐに単語帳を出せるようにするなど準備をしておきましょう。また、「スキマ時間ができたらやることリスト」を考えておくと何をやるか迷わずにすみますね。

スキマ時間の活用には通信教育も役に立ちます。スタディサプリなら、スマホでサクッと見れる約5分の動画授業がスキマ時間にぴったりです。

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③朝勉強をする

部活で疲れて帰ってくると、夜はすぐに眠くなってしまって勉強できないというお子さんもいますよね。

疲れて帰ってくる息子も、机に向かうとすぐに眠くなってしまうようです。

夜勉強をしようと思ってもどうしても眠くなってしまう時は、無理をせず早く寝ましょう。

早起きして朝勉強の時間を作りましょう。起きてからの3時間は一日のうちで最も脳が効率よく働く「脳のゴールデンタイム」です。夜目をこすりながら勉強するより効率的です。

脳のゴールデンタイムは思考力と集中力が高く、計算問題や長文読解などアウトプットする勉強が向いています。朝の頭が冴えている時間を有効に使いましょう。

④授業中に理解する

家でなかなか勉強時間が取れないお子さんは、学校で授業中になるべく理解するように集中しましょう。

授業中はしっかり勉強できる時間です。先生もいるので分からないところは分からないままにせず、積極的に質問して授業時間内になるべく理解できるようにしましょう。

家での勉強時間のことばかりを気にしていましたが、学校で覚えてしまうのがいちばん効率がいいですね。

授業中に一度理解をしておけば、家での学習が格段に楽になりますよ。

授業中に眠くなってしまう場合は、睡眠時間の見直しが必要です。

⑤生活習慣とセットで勉強する

家で勉強の時間が中々作れないお子さんは、習慣としてすでにやっていること(歯磨き・入浴・食事)にくっつけて勉強を取り入れると効果的です。習慣とセットにして定着すれば、勉強も習慣化できます。

生活習慣と勉強のセット
  • 歯磨きしながら英単語を覚える
  • 湯船に浸かりながらお風呂用ポスターで勉強する
  • 夕食後必ず数学の問題を1問解く

お風呂での勉強はお風呂用の防水ポスターや、覚えたい事をメモに書いてクリアファイルに挟む方法が便利です。リラックス効果で集中力や記憶力が高まります。

のぼせや脱水に注意!

長風呂は避け、こまめな水分補給を心がけましょう。

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部活で疲れて勉強できないのはサポートが必要

部活で疲れて勉強できない場合、親のサポートも両立の手助けになります。

どんなサポートをすればいいの?

親ができるサポートを3つまとめました。

両立のために親ができるサポート3選
  • 生活リズムを整える
  • 環境を整える
  • 認める声掛けで安心感を与える

それでは、ひとつひとつ具体的に解説します。

①生活リズムを整える

部活で疲れて帰ってきて、それから勉強をするというのは本当に大変なことです。

食事やお風呂の時間をできるだけ固定して学習計画を立てやすくしたり、休日に寝すぎてリズムを崩したりしないようにサポートしましょう。

時間が分かっていれば学習計画も立てやすいですね。

「せっかくやる気を出して学習計画を立てたのに、お風呂に入るのが遅くなってできなかった」ということが起きると、ますますやる気をなくしてしまいます。

食事や入浴の時間をできるだけ固定することで、実行もしやすくなります。

また、休日に寝すぎるなど大きくリズムを崩すことは、体内時計がずれて時差ぼけ状態となり、だるさややる気のなさの原因です。

夜寝れなくなってしまって寝不足になることも考えられますので、なるべく生活リズムを崩さないようにサポートしましょう。

②環境を整える

環境を整える目的は集中しやすく・始めやすく・続けやすくすることです。場所や空間を整えるだけではなく、通信教育や塾なども検討することをおすすめします。

確かに、通信教育や塾に頼るのもありですよね。

それでは、「場所・空間」と「通信教育・塾」に分けてお話しします。

場所・空間

勉強しやすい場所・勉強しにくい場所はその子によって違います。「少し物音があった方がいい」「静かな場所がいい」「スマホが目に入ると触りたくなる」など様々です。

お子さんと一緒に「場所をリビングにするか、子ども部屋にするか」や「スマホやテレビとの付き合い方」を相談してその子に合った場所や空間を整えてあげましょう。

相談して一緒に決めるなどの親の寄り添いによって、応援してくれているんだなと子どもにも伝わりますよ。

勉強場所ももちろん大事ですが、休憩できる環境も整えておくとオンオフの切り替えがうまくいきます。

通信教育・塾

部活で疲れて勉強できない中学生が両立するためには、通信教育や塾を活用するのもおすすめです。

通信教育のスタディサプリはスキマ時間で視聴できる映像授業や、ゲーム感覚で楽しく勉強を習慣化できる機能があります。塾は授業がない日でも自習室が使えるところもあり、勉強場所として便利です。

通信教育と塾のメリット・デメリットをまとめました。

メリットデメリット
通信教育
・価格が塾より安い
・定期テスト対策ができる
・家で自分のペースで勉強できる
・質問ができない
・行けば勉強できる
・授業がなくても自習室が使えるところもある
・価格が高い
・行き帰りに時間がかかる

通信教育も塾も無料体験ができるところが多いので、一度体験だけでしてみるといいですよ。

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中学生の塾に関してはコチラの記事も参考になります。

③認める声掛けで安心感を与える

親が子どもに対して認める声掛けをすることは、勉強をする上で大きな効果があります。

認める声掛けによる安心感は、部活で疲れて勉強できないと身動きが取れなくなっている子どもの前向きなエネルギーになり、意欲や自信を取り戻すサポートになります。

ついつい「勉強は?」なんて聞いてしまいますが、もっと認める声掛けが必要ですね。

具体的な声掛け例をご紹介します。

子どもに安心感を与える声掛け例
  • 「今日も部活おつかれさま、大変だったね。」
  • 「やりたくない日もあるよね。そういう日があって普通だよ。」
  • 「今日はゆっくり休もう。明日またできるよ。」
  • 「自分のペースで大丈夫だよ。」
  • 「昨日より早く始められたね。」

ここからは、親の認める声掛けによる安心感がもたらすメリットについてお伝えします。

メリット① | 意欲が湧く

部活で疲れているときは脳も余裕がなくなってしまいます。守りに入って「失敗したくない」「これ以上考えられない」とストップをかけている状態です。

認めてあげるような声掛けをすることで安心感を与えると、脳の緊張がゆるんで“やる気ホルモン”であるドーパミンが働きやすくなります。

親が自分を信じてくれていると感じられることは、期待や義務感から来る外側からのモチベーションではなく、自分自身の内側からやりたいと思う気持ちを育てます。

子ども自身が勉強したいと思えたらいちばんいいですよね。

メリット② | 自信になる

親が行動の小さな部分を認めてあげると、子どもは「自分にもできることがある」と実感できます。それが自己効力感(できる感覚)を育て自信につながります。

部活で疲れて勉強できないと感じていたお子さんも、少しずつ「自分も両立できるんだ」と思えるようになるはずです。

部活と勉強を両立できると自分自身で思えれば、できなかった日も「今日は疲れていただけ。明日やればいい。」と自分で感情や行動をコントロールできるようになってきます。

子どもを認めてあげて、それを言葉に出すというのは本当に大事なことなんですね。

まとめ

  • 部活で疲れて勉強できない中学生が両立するコツ①目標設定をする②しないことを決める③小さな一歩目を決める④睡眠時間は削らない⑤優先順位を決める
  • 疲れて勉強できないと感じるほど目標をもって部活を頑張っている中学生は、感情が動く目標が見つかれば勉強も頑張れて両立できる
  • 時間の使い方見直しポイント①時間を見える化する②スキマ時間を活用する③朝勉強をする④授業中に理解する⑤生活習慣とセットで勉強する
  • 部活で疲れて勉強できない中学生に親ができるサポート①生活リズムを整える②環境を整える③認める声掛けで安心感を与える
  • 安心感を与える声掛けは子どもの意欲や自信を育てるサポートになる

毎日宿題しかしない息子はただ単に勉強をする気がないのではなく、部活で疲れて体力的にも精神的にも余裕がなくなっていることが原因だとわかりました。

余裕がなくなるまで目標を持って部活に打ち込んでいる息子なら、勉強に対しても目標に向かって頑張れる力を秘めているんだと感じサポートしてあげたいと思いました。

思春期もあり素直に聞いてくれないこともあるかと思いますが、「いつも頑張っているね」と認める声掛けを続けていこうと思います。

この記事を読んだあなたが、普段頑張っているお子さんを信じてサポートしようと前向きになり、部活も勉強も思い切って応援できることを願っています。

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