毎日部活で忙しい中1の娘のために、スキマ時間で勉強できるスタディサプリに入会しました。はじめは楽しそうに使っていましたが、最近はたまに動画を見るだけになっています。
私使いこなせないともったいない!忙しい中学生でもできる、スタディサプリの上手な使い方が知りたい!
調べて分かったのは、スタディサプリを活用しながら勉強を習慣化し、機能を使いこなして成績をアップさせることが、上手な使い方だということです。
この記事では、成績アップするのに必要な勉強の習慣化とスタディサプリの機能活用法を具体的に解説します。
- スタディサプリ中学生の上手な使い方ロードマップ
- スタディサプリを活用して習慣化を叶えるコツ
- 成績アップに効果的な機能5選
上手な使い方を知れば、中学生のお子さんがスタディサプリを上手に活用できていないと感じているあなたも、再スタートさせるサポートができるはずです。
| おすすめ 通信教育 | 特徴 |
|---|---|
| スタディサプリ中学講座 12か月一括払い 月あたり1,815円(税込) (Webサイト経由の受講申し込みの場合) ◎ | とにかく安い 5教科+実技4教科も学べる 専用端末不要(スマホ・タブレット・PC対応) スキマ時間にサクッと勉強できる 難易度は低め |
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スタディサプリ中学生の上手な使い方ロードマップ
スタディサプリ中学生の上手な使い方ロードマップは「スタディサプリを使いながら勉強習慣を身に付ける→スタディサプリの機能を効率的に使う→成績アップ!」という流れです。
機能を使いこなすという意識よりも、まずはスタディサプリを習慣づけのために活用しましょう。
スタディサプリには効率的に楽しく勉強できる機能がたくさんあります。どんどん使ってみましょう!
少しでも成果が感じられたら、頑張った過程をたくさんほめてあげてくださいね。
まだ成果を感じられなくても大丈夫です。勉強が楽しくなってきた様子はありませんか?成績アップはもうすぐそこ!
注意したいのは、スタディサプリを上手に使うこと自体が目的ではなく、成績アップというゴールを目指すための手段だということです。



「もったいないからスタディサプリを使ってほしい」だと上手に使うことが目的になってしまいますね。
スタディサプリの上手な使い方を具体的に解説する前に、「何のために使うのか/使ってほしいのか」を明確にしておきましょう。
目的は成績アップ!
スタディサプリ中学生を使って、「上手な使い方をしたな」と感じるのはどんなときでしょう?



スタディサプリを毎日活用して成果が出たら、上手な使い方をしたなと感じると思います。
機能を使いこなすだけでは上手な使い方とは言えませんよね。機能を効果的に使って成績アップするのがゴールです。
そして、機能を使いこなすには勉強の習慣化が必要となります。
「スタディサプリを使いながら勉強習慣を身に付ける→スタディサプリの機能を効率的に使う→成績アップ!」という流れを意識することがスタディサプリ活用のカギです。
「もったいないから使う」はNG
子どもがスタディサプリを使いこなせていなければ、「もったいない」と思ってしまいますよね。
上手な使い方をすることは手段であって、ゴールではありませんでしたよね。
もったいないから使ってほしいと思っていると目的がすり替わってしまう危険があります。
使うことや使いこなすことを目的にしてしまうと、義務感が生まれてしまい、やらされている感覚になってしまいます。中学生が勉強を継続するにはやりたいと思うプラスの感情が重要です。
子どもは親の言葉の裏にある意図を敏感に感じ取り、応援する気持ちを忘れて「もったいないから使って」と思って接する子どもは反発してしまいます。



娘も私の「スタサプやったの?」に反発したことがありました。言葉の裏にある「もったいない」を感じ取っていたのですね。
次の章からロードマップの流れを詳しく解説していきます。
\時間の使い方や勉強法がこの1冊で分かる/
スタディサプリの効果で中学生の勉強を習慣化するコツ
部活や習い事で忙しい中学生が勉強を習慣化するのは簡単なことではありませんが、習慣化の仕組みを整えればスタディサプリを活用して学習習慣を身に付けられます。



部活と勉強の両立の問題は、テスト前や受験、高校入学後も何度も出てくる壁です。早いうちに習慣化したいですよね。
スタディサプリを効果的に活用して、習慣化するコツは以下の4つです。
- 始めるタイミングを決める
- 最初にやることを決める
- 目標を持つ
- 達成感を味わう仕組みを整える
それでは、スタディサプリ中学生の上手な使い方ロードマップのスタートである、勉強習慣を身に付けるためのコツをひとつずつ見てみましょう。
①始めるタイミングを決める
部活や習い事で忙しい中学生は時間に余裕がありませんよね。いつ勉強するか決まっていなければ、いつまでもダラダラスマホやテレビを見てしまいます。
習慣化をするために必要なのは意志でもモチベーションでもありません。仕組みです。
スタディサプリをいつ開くか決めておきましょう。「〇時から」と時間を決めておくよりも、夕食の後やお風呂の後など、いつもの習慣と紐づけると実行しやすくなります。



スマホやテレビを中断するのは、かなりの意志力がいることですよね。いつもの習慣の後と決めておけば始めやすそうです!
次の「最初にやることを決める」にもつながりますが、まずは「夕食の後にスタディサプリにアクセスする」を習慣にしましょう。
部活で忙しい中学生のリアルな放課後ルーティンはこちらの記事で紹介しています。


②最初にやることを決める
勉強の習慣を付けるのに効果的なのは、最初にやることを決めておくことです。毎日「今日は何から始めようか」と悩んでいると、やる気がない日はそれだけで疲れてしまいます。
おすすめなのはスタディサプリのミッション機能です。学校の進度やお子さんの学習記録から、適切な課題を毎週自動で選んでくれるので、悩むことなく始められます。



始めるまでが大変なので、最初の一歩を決めておくのは勉強を始めるハードルが下がりますね。
約5分で視聴できる授業動画も最初の一歩に適したコンテンツです。
慣れるまではすぐに終わるものを選ぶのが続けるコツです。
\疲れたときはまんがで勉強/
\苦手教科でもまんがなら読みやすい/
③目標を持つ
目標を持つと、勉強は「やらされていること」から「自分で決めてやっていること」という意識に変わり、主体性が育ちます。お子さんと一緒に小さな目標をひとつ立ててみてください。
スタディサプリを始めたきっかけや、その時にスタディサプリに期待したことを思い返してヒントにすると目標が立てやすくなります。



私の場合は、勉強習慣が付けられるのではないかと期待しました。
疲れてソファでスマホを見ながら寝転ぶお子さんを見て、スタディサプリに期待したことは何ですか?もう一度思い出してみましょう。
スタディサプリの上手な使い方ができていないと感じる原因のひとつは、「動画を見るだけで満足してしまう」です。動画を見ることが目的になってしまっているのです。
何のために動画を見るのか意識すると勉強の効果も上がります。
すでに大きな目標を持つお子さんも、短期間で達成できる小さなピースに分解してみてください。ひとつずつ達成するたびに目標に近づいていると感じられます。
④達成感を味わう仕組みを整える
勉強の習慣化やモチベーション維持には達成感を感じられる仕組みを整えることが有効です。スタディサプリの「サプモン」や「まなレポ」を活用してできたことを見える化しましょう。
サプモンはモンスターの数や進化で、学んだ実績を楽しく見える化できるので積極的に活用しましょう。
まなレポは保護者も学習状況を確認できる機能なので、声掛けをするのに便利です。習慣化の途中段階では特に、親のサポートが必要です。
「今日も勉強続けられたね」など、「見張る」ではなく「見守る」声掛けを心掛けましょう。
習慣化の①~④を踏まえて、娘と一緒に今すぐできるアクションプランを立ててみました。何から始めたらよいか分からないお子さんは参考にしてみてくださいね。
今すぐ実行!アクションプラン
- 夕食の後にミッション機能で1つ学習 ※まずは1週間継続!
- ミッションの後はサプモン育成
スタディサプリ中学生で成績アップ!効果的な機能5選!
スタディサプリ中学生の上手な使い方ロードマップのスタートが切れたら、習慣化がまだできていなくても、様々な機能をもう一度使ってみましょう。
スタディサプリは授業の予習や復習、苦手克服に役立つ機能が揃っています。その中でスタディサプリを再スタートする中学生におすすめのものを5つ厳選しました。
- ミッション
- 授業動画₊演習問題
- サプモン
- まなレポ
- 定期テスト対策
機能を上手に活用すれば、忙しい中学生でも効率よく成績アップが叶うはずです。
①ミッション


ミッションは授業の進度や自分の学習履歴から、AIが自動で課題を選んで表示してくれる機能です。主に毎週月曜日に更新され、復習ミッションや定期テストミッションは都度表示されます。
前述した通り、「まず始めにミッションをやる」など決めておくと習慣化の第一歩がスムーズになります。



何から始めていいか分からない中学生にはぴったりの機能ですね。
一度間違えた問題を復習ミッションという形でタイミングよく表示してくれるのもおすすめポイントです。苦手克服にも役立ちます。


ミッションは月曜日には更新されて、前の週にやらなかったものは消えてしまいます。復習ミッションはいいタイミングで再出題してくれているものなので、ぜひその週のうちに挑戦しましょう。



勉強の進め方がまだ分からない娘も、ミッション機能なら迷わず始められるので、「これならできそう」と思ったようです。
②授業動画+演習問題
スタディサプリの授業動画の多くは約5分で視聴できるので、スキマ時間の学習におすすめです。演習問題とセットになっているので、アウトプットもできて効率的です。
その日に学校の授業で習った単元をその日のうちに復習しておくと、記憶が定着しやすくなり、成績アップが期待できます。
授業動画は予習にもおすすめです。スタディサプリの動画でさらっと予習しておけば、学校の授業の理解度が格段に上がります。



部活で疲れていても、寝転びながらスマホで見れる授業動画は勉強しやすいですよね。
スタディサプリの良いところは小学4年生~高校3年生までの講座を追加料金なしで自由に学習できるところです。苦手な教科を分かるまで何度もさかのぼって学習できます。
③サプモン


勉強を続ける上で難しいのは、モチベーションを保つことです。サプモンはそんな中学生のやる気を応援してくれるスタディサプリのモンスター育成機能です。
勉強やログインによって溜まるコインで、モンスターをゲットして育てることができます。オリジナルアバターの着せ替えやお部屋の模様替えも楽しめるゲームです。



勉強をするとモンスターもどんどん育っていって、楽しく勉強を続けることができますね。
サプモン内の「バトル」は問題を解くことによって、エサやバトルでしかもらえないモンスターをゲットできる、楽しく学べる機能です。
「サプモンどのくらい集まった?」など声掛けのきっかけにも便利です。勉強について聞きたい場合にもサプモンについての話題を一度挟んだ方が、お子さんも素直に耳を傾けてくれますよ。
特に女の子に人気があるオリジナルアバターの着せ替えアイテムは、授業動画の視聴時間が増えると使えるアイテムもどんどん増える仕組みです。



娘はアバターのアイテム欲しさに、動画の視聴も意欲が増しています。
④まなレポ
まなレポは勉強の時間や内容、正答率をメールやホーム画面で確認することができる機能です。見張る気持ちではなく見守る気持ちで確認しましょう。
まなレポメールは子どもが学習した翌日に日刊レポートが届き、月曜日に週刊レポートが届きます。保護者用の管理画面でも確認できます。



子どもにどのくらいやっているかを聞かなくても確認できるのは、子どものストレスにならなくていいですね。
まなレポは保護者が進捗状況を確認できる機能ですが、お子さんと一緒に「今日はこんなにやったんだね」「今日は部活で疲れてたもんね」と、コミュニケーションをとるのにも便利です。
⑤定期テスト対策
定期テスト対策は厳選予想問題や定期テストミッション、スピード暗記など成績アップにつながるコンテンツが充実しています。主要5教科に加え、実技4教科にも対応しています。
厳選予想問題は理解できていない単元を知ることができるので、始めに解くのがおすすめです。間違えた問題は自動的に記録されるので、苦手を効率よく克服できます。



スピード暗記はスキマ時間にスマホで取り組めるので手軽でいいですね。
定期テスト前にテストの日程と教科書の範囲を登録すると、定期テストミッションが表示されます。範囲が広くて何をしたらいいか分からないお子さんでも、迷わず勉強できて効率的です。
定期テスト前の学習計画や親ができるサポートについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。


まとめ
- スタディサプリ中学生の上手な使い方ロードマップ「スタディサプリを使いながら勉強習慣を身に付ける→スタディサプリの機能を効率的に使う→成績アップ!」
- スタディサプリはもったいないから使うのではなく、成績アップの道具として使いこなすのが上手な使い方
- 中学生が勉強を習慣化するコツは、始めるタイミングや最初にやることを決めて最初の一歩のハードルを下げる
- 目標を持つことや達成感を味わう仕組みを整えることも習慣化のコツ
- 中学生の成績アップに効果的なスタディサプリの機能①ミッション②授業動画₊演習問題③サプモン④まなレポ⑤定期テスト対策
スタディサプリに入会してしばらくたつと、娘も目新しさがなくなり使う頻度が減ってしまいました。
もったいないから使ってほしいと、上手な使い方を調べましたが目的がすり替わってしまっていたことに気が付きました。
もったいないからと思っているとつい「スタサプしたの?」と娘のストレスになるような声を掛けてしまいますよね。
習慣化や成績アップのためにスタディサプリを活用する意識を持てば、自然と使う頻度も増えると思います。
スタディサプリを活用できていないお子さんには、一緒にサプモン育成を楽しむなど、習慣化の第一歩を踏み出すサポートをしてもったいないをやってよかったに変えていきましょう。









